ブックメーカーの配当方式について
ブックメーカーでは、賭けた金額は倍率表示に従って配当を得られますが、この配当方式は日本で主に採用されているパリミュチュエル方式とは異なるので注意が必要です。
パリミュチュエル方式は日本の競馬などの公営ギャンブルで採用されている方式で、賭けた時点では配当が不明であり、得られたお金は一旦プールされ経費を差し引いた差額を当選者で分配する事になります。賭けた人数が多ければ多いほど、一人に支払われる配当は少なくなっていまいます。
ブックメーカーで採用されているのはブックメーカー式と呼ばれる配当方式で、各ブックメーカーが独自にオッズ決めて提示します。長期間受け付けを行っているオッズは、試合結果などによってオッズの変動が起こる場合もありますが、予想的中した場合、購入時点のもので計算され払い戻しが行われます。
この方式は胴元もリスクを負う配当方式ですが、その代わり購入者に有利に働くので、パリミュチュエル方式よりも還元率が高くなっているのが特徴です。